実印の効力について解説します

2020年3月11日

実印は印鑑登録証明書と共に使用することで効力を発揮する

実印は、市区町村の役場で登録するものです。実印を登録すると、役場で「印鑑登録証明書」がもらえます。実印を登録しておくことで、登録した印鑑は、印鑑登録証明書とセットで使用することにより、「市区町村の役場で登録した本人の印鑑である」と証明できることになります。印鑑は契約などにおいて、本人の意思表示を示す役割を果たすものです。ですので、押印した実印も変わらず、本人の意思表示の証として効力を発揮する、ということです。例えば、実印を不動産売買で使う場合は、印鑑証明とセットで使用することにより、役場が「この印鑑はこの本人が押したものです」と証明してくれることになります。

実印の登録と使用の流れ

実印を変更した場合の効力はどうなるの?

実印を落としたり、または苗字を変更したりして実印を変更した場合、変更した時点でそれまで使用していた実印の効力はなくなります。それまで、契約したものに関しましては、念のためどうすれば良いか関係者に問い合わせた方が確実かと思います。

いかがでしたでしょうか。ご参考になれば幸いです。

実印登録については、以下の記事もご覧ください。