黒水牛の印鑑について

2020年3月11日

黒水牛とは

黒水牛とは、東南アジアを中心に生息するウシ科の動物です。農耕用に飼育されている水牛の角を印材に加工したものがよく使われています。角は牙や歯よりも硬くはありませんが、弾力性があるため、印材としてよく使われています。黒水牛は主にタイ、インド、ベトナムに生息しており、水牛の角から印材は1本のみ取れます。黒水牛の印材は安いですが、最近は供給不足となっています。原因は機械化により、農耕用の水牛が激減したことです。現在は安価で取引されていますが、貴重な印材として取引される時が来るかもしれません。

「染め無し」について

自然のままの印材を「染め無し」と呼びます。黒水牛の中でも「特上品」とされる「染め無し」は原材料から数%しか取れない貴重なものとなっています。通常は完全に真っ黒な素材は少ないため、印材に成形したのちに、黒く染めるのが一般的です。

黒水牛は男性に人気のある印材

黒水牛で出来た印鑑は黒色で艶があり、男性に人気のある印材となっています。男らしいカッコよさを備えた印鑑ですので、男性用のプレゼントやお祝いにもってこいだと思います。 ぜひ印鑑を選ぶ時がありましたら、参考にして頂けると幸いです。