銀行印と認印の違いについて

2022年9月6日

「銀行印と認印は同じように使って大丈夫なの?」という疑問が浮かんだことはありますか?今回は銀行印と認印の違いについてご説明いたします。

銀行印とは

銀行印とは、銀行や信用金庫などの金融機関に届け出をした印鑑のことを指します。銀行印は窓口で大きなお金を引き出す時や、通帳の作成などで必要になってきます。最近では、金融機関によって銀行印が必要にならない場合もあります。金融機関のホームページ等であらかじめ調べてから銀行印を作りに行きましょう。

認印とは

認印とは印鑑登録していない印鑑のことを指します。市区町村の役所に届け出をした印鑑を実印、銀行などの金融機関に届け出をした印鑑を銀行印と呼び、このいずれにも届け出をしていない印鑑を認印と呼びます。

認印と銀行印の違い(例)

作り方の違い

銀行印は男性が13.5mmで作り、女性が12mmで作るのに対し、認印は男女ともに10mm~12mmのサイズで作ります。

彫り方も違ってきます。銀行印は名字や氏名を横彫りするのに対し、認印は名字を縦彫りします。なぜ銀行印を横彫りするかというと、横彫りは安定を示しているからです。お金は縦には流れるけれど横には流れないという原理に基づいて横彫りを推奨しています。書体も認印は古印体などの読みやすいもので作るのに対し、銀行印は篆書体などの読みにくいもので作ります。このように銀行印と認印は大きく違ってきます。

銀行印と認印を同じように使うのはお勧めしません

銀行印と認印を同じように使うと、銀行に届け出している印鑑が日の目を見る回数が増えてしまい、それだけコピーされてしまうリスクも増えてしまうことになります。ですので、銀行印と認印を同じように使うことはお勧めしておりません。できるだけ、銀行印と認印は別々に作っておくようにしましょう。

いかがでしたでしょうか。印鑑道では、今回ご紹介した銀行印や認印を始め、様々な商品を販売しております。ぜひ一度ご来店くださいませ。